海外ドラマ投票14
今回もあなたの思う「犯人カモ」をどしどし追加してください。あのドラマに出てたあの人、でも可。どうぞよろしくお願いします。
無料アクセス解析
海外ドラマ投票9
海外ドラマのオープニング音楽って、毎週聞くもんで耳についちゃいますね。これは一生忘れないだろうというのを教えてください。
無料アクセス解析
海外ドラマ投票6
海外ドラマファン人生のなかで、一番好きと思えるドラマは? 冷静に考えて、考えて。
無料アクセス解析
カテゴリ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『American Crime』シーズン2 ネットワークだってこれだけやれる ここ数年で最高です

『American Crime』シーズン2を5話目まで見ました。大傑作です。
AC1
髪の色を暗く染め、保守的な校長に変身したフェリシティ・ハフマンと、コーチ役のティモシー・ハットン

大傑作と言っても、(※)付きとしておきましょう。なぜなら、この作品と同じくらい私が震えたドラマには他に『The Wire』『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『MADMEN/マッドメン』 とかありましたからね、だけど、この『American Crime』シーズン2を大傑作としたいのは、ネットワークABCの放送だからなんです。

ABCといえば、『グレイズ・アナトミー』を筆頭にションダ・ライムズ製作シリーズ、『クリミナル・マインド』とか放送中。これらのドラマシリーズも画期的な試みあり、ファンを長く惹きつける、TVドラマとしてはトップクラスのパフォーマンスですが、あくまでもネットワーク放送の範囲内に収まる内容です。展開が分かりやすいし、倫理は守られます。そして登場したのがHBOの『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のような、暴力、性などTVのタブーに挑戦した、有料チャンネルもしくはケーブル局ならではの新しいドラマでした。ケーブル局AMCの『Breaking Bad』 が、今のところ頂点のドラマシリーズかもしれません。

もうネットワークのドラマは太刀打ちできない、なんて誰もが思ってしまいます、制限の多いネットワーク、つまり表現の自由が制限されるネットワークでは人間の性(さが)を描ききれないなと。

そんな悲観的に見ていた私が仰天したのが、『American Crime』でした。『American Crime』は、現在シーズン2。つまり去年はシーズン1を放送したのですが、私は見てません。低視聴率だったので、打ち切りだろうな〜と思っていたのです。ところが番組自体の評価は高かった。エミー賞の優秀リミテッドシリーズにノミネートされ、ABCも放送継続を決めました。

説明が前後するかもしれませんが、この『American Crime』は、『アメリカン・ホラー・ストーリー』 のように各シーズンでストーリーが終結するミニシリーズ形式を取っています。そして次のシーズンでは、『AHS』同様に主要キャストも再登板します。『American Crime』では、フェリシティ・ハフマン、ティモシー・ハットン、レジーナ・キング、リリー・テイラーらがシーズン1に引き続き再出演しています。『AHS』に比べればビジュアル的に地味ですが、そこはクリエーターの価値観の違いでしょうか、たぶん製作費の違いでしょうね、仕方ない。

前置きが長すぎてます、やっと本題『American Crime』シーズン2です。このシーズンでは、アメリカならずとも、おそらくほとんどの先進国の社会問題となっている、若者たちのデートレイプ、サイバーいじめ、経済格差を描いています。

舞台は、米中西部の州インディアナ。保守的で白人主体の田舎の州です。お金持ちの子供たちが通う私立高校レイランド・スクールは、バスケットボールの強豪校として急成長していました。コーチのダン(ティモシー・ハットン)の指導の元、部員たちも熱心に練習に励んでいます。女性校長のレスリー(フェリシティ・ハフマン)も優秀なバスケットボール部を、学校の財産として大切にしていました。

ある日の放課後、その練習を見守る、男子生徒テイラーはSNSで自身の酔っ払って意識を失った写真を見つけます。もちろんその写真を見たのは、テイラー当人だけではありません、SNSで学校中の誰もが目にしていました。そしてその写真の存在を知った学校側はテイラーと母親のアン(リリー・テイラー)を呼び出し、テイラーを規律違反として停学処分にします。

いきなり学校に呼び出され、息子が停学をくらったアンは、全く状況がつかめずショックを受けます。学校側は規律違反の証拠である、写真を見せてはくれないのです。プライバシーの問題として、あくまでも息子から見せてもらえと。しかしテイラーは黙りこんでいます。

アンはシングルマザー。レストランでマネージャーとして懸命に働いています。一人息子のテイラーにはこんな生活から抜け出しほしい、だから良い大学に進学させたい、明るい未来を与えたいと、経済的には不相応でありながら、息子を公立高校からレイランドに転校させていました。

真実が知りたいアンは、息子の恋人で、公立高校に通うイヴィに事情を尋ねます。必死なアンの様子にイヴィは口を開きます。事件は、レイランドのバスケットボール部の金持ちの子ケヴィンの家で開かれたパーティで起こりました。テイラーに誘われ、そのパーティに参加したイヴィですが、到着した早々、テイラーはイヴィと離れ、男子グループの方に行ってしまいました。やがてつまらなくなったイヴィがテイラーを探しに向かうと、テイラーは酒(ドラッグ)で意識を失い、あられもない様子だったというのです。

息子の哀れな姿の写真を目にしたアン。家に戻り、テイラーを問い詰めると…、というのが第一話でした。

スリリング! 
見事なストーリーテリングです。視聴者はテイラーの口から何か語られるのか、息を飲んで見守ります。ネットワークの表現の制限は、ここでは有利に働きました。チラっと映し出される写真がたいしたことない(!)から、視聴者には何が起こっているか分からないのです。だからテイラーの言葉が気になるんです。

脇役たちの演出も素晴らしい。エリートバスケットボール部員=勝ち組に漂う“いやらしさ”、校長のレスリーがアンたちに親身に接しているようで、結局は学校の体裁を守ろうと取り繕う様が憎らしい。また二話目以降は、公立高校も話に絡み、金持ち私立高校との格差を比較を用いて描きます。そして、アメリカでは決して避けて通れない、人種問題も。白人、黒人、ヒスパニック。学校における人種問題をネットワークでもここまで描くんだなあ、素晴らしい!

製作は映画『それでも夜は明ける』でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリー。黒人脚本家です。最近の黒人のクリエーターたちの目覚ましい活躍の一例に加えられるドラマといえるでしょう。

AC2
テイラーとイヴィ。二人の服装から家庭の経済状況が分かりますね。最初の写真の校長とコーチの小金持ちっぷりとは大違い

テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

コメント

非公開コメント

hulu
GyaO!ストア
グリコ
グリコネットショップの最新情報です。
ツタヤ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
ブログ内検索フォーム
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。