海外ドラマ投票14
今回もあなたの思う「犯人カモ」をどしどし追加してください。あのドラマに出てたあの人、でも可。どうぞよろしくお願いします。
無料アクセス解析
海外ドラマ投票9
海外ドラマのオープニング音楽って、毎週聞くもんで耳についちゃいますね。これは一生忘れないだろうというのを教えてください。
無料アクセス解析
海外ドラマ投票6
海外ドラマファン人生のなかで、一番好きと思えるドラマは? 冷静に考えて、考えて。
無料アクセス解析
カテゴリ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『The Pacific』最後まで見てみた(見る予定の方は読禁)

「『The Pacific』日本人には気分悪いが、反戦メッセージの優れたミニシリーズ」で悪く書いてしまいました、HBO数年ぶりの大作ミニシリーズ、『The Pacific』。アメリカに住んでたって、日本人だもの、“ジャップ”の連呼を聞くのはドラマとはいえ悲しいのです。

さて、そんな『The Pacific』ですが、前のブログでは前半しか見てなかったのですが、やっと全部見終わりました。感想は感動?。

ってことで、今後『The Pacific』を見る予定の方は今回のブログを読まないでください。ネタバレがたくさん出てきますので、読禁です!

basilone←バジロンの説教に涙。

全10編の中で一番ロマンチックな回がパート8(第8話)でした。意外にも硫黄島の戦いを描くエピソードですが、硫黄島っていうのは、実は最後の部分だけです。この回はほぼジョン・バジロン(ジョン・セダ、=写真上)の恋と悲劇を描いています。

バジロンはガダルカナルの戦いで勇敢な行動により日本軍に大打撃を与えたことで勲章をもらいます。米本土に戻ったバジロンは、どこに行ってもヒーロー扱いなのですが、本人の心は空虚。祭りたてられるより、軍人として戦い、国に貢献したいのです。指導官として米本土の基地に配属されたバジロンは、そこで米軍女性部隊のレナ・リッジ軍曹と出会います。最初はつれなくされたバジロンですが…。

やっと心から愛せる人に出会ったバジロンですが、やはり戦闘の血が騒ぎます。上官にもあきれられながらも再び太平洋戦争の最前線に向かうことを志願します。そこでバジロンが向かったのは、太平洋戦争の戦闘の中で唯一米兵の被害が、日本兵より多かったという激戦の地・硫黄島でした。

あらすじだけ書いても、このパート8が恋愛ドラマであることが分かりますね。女性なら、この2人の恋にキュンとなってしまうのでないでしょうか。私はパート8だけを取り出して、映画にしてほしいと思ったくらい。ジョン・セダは、これまでどうでもいい俳優でしたが非常に素晴らしい演技で、いっぺんにファンになりました。「ホミサイド/殺人捜査課」をはじめ、硬派なドラマに出ますよね。

パート8がこれまでと毛色が違うのは、この恋愛ドラマだけではありません。日本人視聴者にとって、初めて溜飲の下がるシーンが出てくるのです。

軍宿舎内でのこと。若い米兵が「ジャップをぶっとばしたい」と言うのを耳にしたバジロン、足を止め、その米兵の前に立ちます。
バジロン「お前らみんな“ジャップをぶっとばしたい”と思ってるんだろうな」
米兵一同「イエッサー!」
バジロン「お前らにとって敵とはそれくらいにしか思えないんだろう。(日本兵は)石けん売るために必死のNYの広告代理店の奴らが作る風刺漫画に出てくる出っ歯野郎ってか。教えてやるよ。俺が知ってるジャップとはな、日本人兵士っていうのは、お前らがクソのついたオムツをしてたころから、戦争してるんだ。彼らは戦闘を理解し、武器の使い方も熟知している。彼らは虫のわいた米と泥水をだけで何週間も窮地を耐え忍んでいる、お前らには、そんな最悪なことは想像もできないだろう。日本人兵士は、自分が怪我をしたり殺されたりすることを何とも思っていない。自分たちがお前らを殺すことができればそれでいいんだ。彼らのことを何て呼んだって構わない。だけど、お前らを一日も早く墓場に埋めてやろうと戦う、彼らの姿勢に対して敬意を払うことを忘れるな

かなり長い引用ですが、書きながら涙ぐんでしまいました。これまでの“ジャップ”連呼があまりに酷かったから。一転してバジロンが擁護というか、敵に対して敬意を払えという、実行するに難しい教えを説いたことが嬉しかった。これが実際にあった話かどうか知りませんけど、軍人の最高勲章(Medal Of Honor)をもらう人は違うな?と感動してしまいました。

この後、パート9でも素晴らしいエピが続きます。内容は書きませんが、後半にかけて感動が押し寄せます。全編を通し、一番考えさせられるかもしれませんね。

さらにパート10(最終回)では、(日本降伏ヤッター)となったら、イヤだなと思っていましたが、その心配は杞憂に終わりました。やっぱり内容を書くのはやめますが、最後まで反戦のメッセージを送り続けたことは間違いありません。

見る予定があっても、このブログを読んでくださった方もいると思いますが、全10編の前半と後半であまりにも自分自身の感想が違うので、そのびっくりを知ってほしくないな、と思ったわけです。

最後にまとめ。日本人の姿はほとんど描かれることはありませんが、それでも私は日本人としてこの作品を作ったスピルバーグやトム・ハンクスに感謝したいです。今から70年近く前に、日本とアメリカの間でこうした死闘があったことを壮大なスケールで描いて、一生残る傑作に仕上げてくれたこと。そして、敵の日本にもちゃんと気を使ったシーンを入れてくれたこと。それにしてもイラク、アフガンと戦争中のアメリカで、こんなの反戦作品作っちゃうのは凄いことじゃないですかね。
スポンサーサイト

テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: HBO ThePacific

『The Pacific』日本人には気分悪いが、反戦メッセージの優れたミニシリーズ

The Pacific

HBOの大作ミニシリーズ『The Pacific』を見ています。スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスという『Band Of Brothers』の2人が再タッグを組んだ話題作で、パールハーバー以降、アメリカが第二次世界大戦に参戦した日米の戦い、太平洋戦争を舞台に描きます。

前もってお断りしますが、私は全10話中4話までを見て書いています。すでに放送は終わっていて、最終話がとても良いとのレビューをいくつか読みました。あ、賛辞ってもアメリカ人から評判が良いということで、私(日本人)にとっては気分悪いことになりかねませんよ。

主人公は実在する人物、ロバート・レッキー(「24」のジェームズ・バッジ・デール)、ユージン・スレッジ(ジョセフ・マゼロ)、ジョン・バジロン(ジョン・セダ)の3人の元海兵隊の話が中心になって描かれます。原作はレッキーとスレッジの太平洋戦争のそれぞれの回顧録を脚本にまとめたようです。

全10話のうち、1と2話ではレッキーたちが入隊し、ガダルカナル島で日本軍と戦う姿が描かれます。3話ではガダルカナルで死闘を繰り広げたレッキーとバジロンたちが、豪メルボルンでつかの間の休暇と女性を楽しむ姿が、そして4話では西部ニューブリテン島の戦いとレッキーの一時離脱が描かれています。その後は、硫黄島や沖縄を舞台とした戦いから日本降伏までが描かれているようです。

回顧録が原作ですから、描かれているエピソードは実話が主なのでしょう。かといってこれで歴史を学ぶことはできません。歴史の流れを知りたいなら、歴史家が書いた本を読むべきでしょう。このミニシリーズで描かれているのは、米兵たちの戦場での毎日と、その心の動きです。

このブログを書く前に、日本のウィキペディアで“ガダルカナル”と引いてみましたが、ミニシリーズで描かれているよりずっと戦いは複雑だったと分かりました(当たり前なんだろうけど)。熾烈な戦いだったと聞いたことがありますが、戦場の悲惨さは想像以上。こうした状況描写は映像にかなうものはありませんね。

ストーリーに対する感想を書く前に、日本兵の描き方について書いておきましょう。日本人にはこのミニシリーズは少々キツイと思います。日本兵は、「アグリー・イエロー・モンキー」(劇中より)。「ジャップ」という言葉をこれほど連発して映画やTVで聞いたことはありません。また、日本兵は弾が前から飛んでくるのに、一直線に米兵に向かっていく単細胞に描かれています。さすがに、この描き方には日本人ならムナクソが悪い。原作となった回顧録では、米兵の視点からは日本兵がこんなふうに見えたということでしょうか?

4話まで見て、このミニシリーズは間違いなく反戦のメッセージが込められていると感じました。戦争映画といえば、“勧善懲悪”がお約束です。このミニシリーズでは日本兵の描き方はステレオタイプで相当酷いですが、かといって日本兵が極悪人に描かれているかといえば、それも違います。敵であることは間違いないですが、おそらくは「Wrong Place, Wrong Time」、つまり間違った時代に間違った国に生まれてしまったため、たまたま戦っているというように見えるのです。

米兵たちは、日本兵の死体の山を見ても笑顔はありません。「醜い黄色い猿」だとしても人の命を奪ってしまったことに苦々しさを感じます。日本兵の持ち物から母親と一緒に写した写真を見つけ、やはり心が痛みます。そして、米軍が完全優位な戦いを進めていると感じ、「もはや日本軍が敵ではない。敵はこのジャングルと雨だ」と、ただただシンプルに戦場にいることの苦しみを語ります。

「君たちは母国ではヒーローなんだよ」と誉められても、人殺しをして誉められていることに心中は複雑です。主人公の1人は、最も名誉ある勲章をもらいますが、友の犠牲によって得た勲章に何の価値も見出せません。

TVゲームの戦争ゲームで人は殺せるかもしれませんが、ジャングルの不快さも、愛する人にも会えない寂しさも、画面に向かっているだけでは決して経験できません。戦争の醜い部分をしっかりと、このミニシリーズは描いています。

反戦のメッセージは伝わるでしょう。ただし米兵の回顧録とはいえ、あまりにも一側面からしか描いていないがために、日本人が見ればアンフェアな作りに見えます。それとも私たちがナチス・ドイツの映画を見ても、今のドイツに偏見を抱かないのと同じで、全世界の大部分はこのミニシリーズを見ても、日本に対する見方を変えることなんてないのかもしれません。

最後まで見てみることにします。主人公らが終戦を迎え、どのような感情を見せるのか? 日本兵はやっぱり「醜い黄色い猿」のままでしょうか? それによって、今の私の落胆は取り消されるか、もっと深く沈むのか、どちらかになると思います。
「『The Pacific』最後まで見てみた(見る予定の方は読禁)」に続く

テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: HBO ThePacific

hulu
GyaO!ストア
グリコ
グリコネットショップの最新情報です。
ツタヤ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
ブログ内検索フォーム
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。