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『In Treatment』シーズン3 中年の孤独と若い女性精神科医

IT3

日本で放送されていないので書くか迷いましたが、昨年末に放送が終わった『In Treatment』シーズン3の評判が非常に高いため、エミー賞にノミネートされる可能性も高いと思って書くことにしました。

『In Treatment』そのものについての説明は、以前のブログ、「史上最強に出演者がしんどいドラマ『In Treatment』」を。

シーズン3は、主演のガブリエル・バーンの疲労はちょっぴり軽減。これまで週5本のスケジュールでしたが、4本に減りました。良かったね…と言いたいところですが、このシーズンのポール(バーンの役、精神科医)は、精神的に非常にしんどかった。患者たちの悩みが深いのはこれまでと変わらないと思います。変わったのは、ポール自身でしょう。

今シーズンのポールは奥さんのケイトと正式に離婚、ケイトが新しい男性と一緒に住み始めます。ポールにも年下のガールフレンドがいますが、心は穏やかではありません。ポールが誰よりも愛する2人の子どもたちにとって、ケイトの新しい恋人は“新しい父親”になるかもしれないからです。

今シーズンの大きなテーマは、独りになり、さらに愛する者を奪われたポール、“50男の孤独”といえましょう。

シーズン3のポールの一週間
★月曜日 患者はスナイル(イルファーン・カーン、映画『スラムドッグ・ミリオネア』)。スナイルは妻の死後、それまで住んでいたインドから、息子のたっての願いで、息子夫婦の住むニューヨークへ。しかし、息子の白人の妻(ソーニャ・ウォルガー)とは折が合わない。困った息子夫妻、スナイルをポールの元につれてきた。愛する者を亡くした初老男の哀しみの深さに、ポールも対処を迷う。

★火曜日 患者はフランシス(デブラ・ウィンガー)。著名な女優のフランシスは、現在主演の芝居の稽古中。しかし、台詞が頭に入ってこないと訴え、ポールの元にやってくる。フランシスの妹は以前、ポールの患者だったパトリシア。パトリシアは末期がん、そしてそのパトリシアの面倒を見ているのが、フランシスの娘だった。

★水曜日 患者はジェシー(デイン・デハーン)。17歳の少年ジェシーは反抗的な態度のために、ポールの元に連れてこられた。養子として現在の両親に育てられたジェシーは、個性的なゲイの少年。しかし人を食った態度で怒りにも満ちている。その怒りはどこから来るのか? そしてポールは、急によそよそしくなったというジェシーの育ての父親の態度に注目する。

☆金曜日 この日はポールが患者として、若い女性精神科医アデール(エイミー・ライアン)の元を訪れる。しかし、精神科医としてはずっと先輩のポール、最初はアデールを軽視していたが、毎週通い続けるうちに…。

人は、疲れてくると、寂しくなると、これまでは見過ごしてきた出来事や言葉が、気になって仕方がなくなることがあります。それが人生の折り返し地点を過ぎた50代ならなおさら、自らの身を省みる感度はビンビンでしょう。

ですから、
★月曜日 妻を亡くした悲しみが癒えないスナイル=元妻ケイトと最愛の子どもたちと別れた自分
★火曜日 死期の近い妹と同じ病気ではないかという恐怖をかかえるフランシス=死去した父と同じパーキンソン病ではないかという恐怖をかかえるポール
★水曜日 養子のジェシー=自分の知らない男(ケイトの新恋人)と親しくなっていくポールの子どもたち

と、ポールは患者たちの悩みに自らの姿を重ね、過剰に反応します。それは時に、医師としての判断をにぶらせるのです。

こうしたポールの心に鋭く迫るのが☆アデールです。アデールは若いですが、その観察力は非常に的確です。今シーズンはジーナ(ダイアン・ウィースト)の未出演が寂しいと思っていましたが、アデールのおかげでそんな気分はすぐに失せました。それにしても、男性(ポール)というのは、女性が年上であれ、年下であれ、結局は同じような態度で接してしまう。女性の母性のサガなのか何なのか知りませんが、おもしろく感じました。

ブログで書くのが難しいドラマというのはいくつもあります。そのおもしろさを伝えるために、一生懸命になればなるほど、ネタバレになってしまうからです。それに加え、この『In Treatment』は、キャラの心理が複雑すぎて、私の思うキャラの心理分析が正解だったのか、決して分からないもどかしさがあります。

新年早々から、この地味な『In Treatment』の紹介とは失礼しました。しかし、このドラマほどアクターたちの本気を感じるドラマもありません。芸能というより、芸術ドラマ。本年も、人気が無くても、良質なドラマなら紹介していきたいと思います。
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テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: HBO

史上最強に出演者がしんどいドラマ『In Treatment』

In Tre. Gabriel

このHBOで2シーズンを終わって、シーズン3は放送するかどうかは、知りませんのドラマ『In Treatment』。エミー賞もノミネートされたりで、評判はいいのに、なんでシーズン3はやるかどうか知りませんなのは、あんまりにも役者の人たちには“しんどすぎる”ドラマだからです。

このドラマは、一回30分弱。精神科医のポール(ガブリエル・バーン)の元に通ってくる患者のうち、月曜から木曜、各曜日一人をピックアップして、そのセラピーの様子を描くという形をとっています。金曜日は、診療に疲れたポールが、指導を受けていた精神科の先生、ジーナ(ダイアン・ウィースト)にグチ相談というか、セラピーのためのセラピーを受けに来る日です。
In Tre. Gina

放送形式もHBOは工夫していて、シーズン1は毎日30分ずつ放送していました。ポールのセラピーと同じってことですね。シーズン2は週に2日放送で、一日は3話ぶん、次の日は2話分だったと思う。そして翌週も同じ放送形式。週に2時間半を3か月分作るんだから大変ですよね。そんなことしなくても、週に30分ずつ1話だけ放送すればいいじゃんと思うでしょうけど、これがまた、すべての話がからみあってるから、記憶も新しく視聴者に理解してもらおうと思ったら、そんなチンタラ放送できないんです。ちょっと説明ややこしいですよね。←この段落無視でもいいです。

私はシーズン2のオンエアを見て、すごく感心したわけですが、シーズン1をDVDで見て、これまたびっくり。シーズン1の方がいいかな。

ポールはNYの精神科医。奥さん、子ども3人います。その奥さんが最近不倫をしていることを知りました。けれど、ポールにも引け目があります。月曜日のローラ(メリッサ・ジョージ)に恋してるのです。もちろん患者相手だから、ポールは手を出そうとしません。けれど、ローラは若く美しく、そして聡明な医学生(レジデンツだったかも?)。ポールはどんどん引かれていき、にっちもさっちもいかなくなって、そして、奥さんとのこととか積もり積もった仕事の悩みもあり、昔の師、ジーナの元を訪れます。そこで、昔話をしたり、今の患者の悩み(主にローラ)を話したりで、カウンセリングか友人同士の話ともつかないような時間を過ごすのです。
In Tre. Laura

悩ませるのは、ローラだけではありません。火曜日は海軍のエリート・パイロットのアレックス。任務時の攻撃責任を問われ、ポールの元にやってきました。心の繊細さを秘めるアレックスを、ポールはだんだんと心を開いていきます。しかし、ポールのアレックスへの態度はフェアだったのでしょうか? 偶然にもアレックスがローラと関係をもち!ポールはアレックスへの態度を変えなかったでしょうか?

水曜日はソフィー(ミア・ワシコウフスカ)。体操選手のソフィーは怪我がきっかけで、ポールに精神状態を確認してもらうことになったのです。反抗的なソフィーにも心の奥底に理由を見つけることができたようです。徐々に大嫌いといっていた、母親にも心を開き始めます。

木曜日はカップル・カウンセリング、夫婦のジェイク(ジョシュ・チャールズ)とエイミー(エムベス・ディヴィッツ)です。妊娠中のエイミーが中絶すべきかどうかでポールのところにやってきたのです。一人になるのを避けたい夫、しかしエイミーの心は…。

上記の面々のセラピーを、30分弱の間、基本的にはポールと患者の2人劇で見せるわけです。セラピーといえば、『ソプラノズ』のトニーを思い出しますが、あれはほんの3分くらいのシーンでしょ、それを30分近くやるんですよ。俳優は疲れるよ、っていうか、見るほうも疲れます。セラピーだから、生の気持ちのぶつかり合い、きっついことばかり言ったりすることもあるので、精神力は視聴者にも試されるのです。

俳優のみなさんは、一話あたり短い小説一つ分くらい台詞覚えているでしょうね。本当に凄いと思う。各曜日の患者役の人もだけど、ポールは主役だからね、全部出ててホント凄いとしか言いようないです。台詞覚えてるだけじゃ、もちろんありません。みんな心に問題抱えているという設定なのだから、その患者に一人一人ぶつかる演技が必要なんです。エミー賞最優秀主演男優賞、結局取れてませんが、取っても誰も文句言わない(言えない)のは間違いないです。

月曜日から木曜日の患者の話もじっくり見込んでしまいますが、金曜日のジーナも最高です。ポールとジーナの会話で、「ああ、ポールって(精神科医って)こんなふうに思うものなんだな」って思います。患者の心を開くことが本当に治療になっているのだろうか? 本当に自分はあの夫婦を解決に導くことができるのだろうか?

精神科医も人の子です。患者の言葉に惑わされたり、自分の家庭の事情で気持ちが落ち着いていなかったり…。こういうことって、ドラマだけの話ではないでしょう。

他に比べることはできないドラマです。似たようなドラマもできるかどうか分からない。『LOST』の2番せんじはいっぱいあるでしょうが、このドラマの真似をするのも“しんどすぎる”。TVドラマの進化形ではあるのでしょうが、突然変異だったかもしれませんね。

最後に、このドラマは、名優ガブリエルとの2人劇ですから、相手役もかなりの演技力を必要とします。っていうわけで、このドラマに出ると出世する人が多いです。メリッサも、ローラ役の続きのような役で『グレイズ・アナトミー』に出演しましたが、ションダ・ライムズがろくな役にしなかったので、いいところなく去っていきました。これに関してはメリッサがあまりにもかわいそう。ローラで頑張ったのが台無しじゃん。ミアは映画『アリス・イン・ワンダーランド』でアリス役を演じるそうです。ジョシュはジュリアナ・マルグリース主演の『グッド・ワイフ』に出てます。

他の俳優にもこのドラマに出てくれたらなあ、と妄想することがあります。でも、大きな演技とかじゃ、話にならないで、出る資格のある人はかなり限られるでしょうね。まあ、出たいという度胸のある俳優も限られるかもしれないけど。

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