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存在自体が奇跡でしょ、志の高さ感じる贅沢ドラマ『MADMEN/マッドメン』シーズン3

マッドメン
『MADMEN/マッドメン』始まりましたね、シーズン3。感じはシーズン2より、おとなしめという気がしないでもない。先シーズンはベッティ大活躍も、今シーズンはペギーになったったと思う。まあ始まって数話だから、またドンも浮気せずにはいられないだろうし。。。。

このドラマが2年前に始まったとき、無視してた。ケーブル局のAMCなんてほとんど見たことなかったし、そこがドラマやると言われても?と。マイナーな局だから、つまんないドラマだろうなあとか。で、DVDで見始めて、やっぱり最初はおもしろくなかった。番組が暗いしね。そんな60年代とか、言われてもさすがに「ハア?」な年代だし。ところがね、我慢して見続けると、話がかみ合ってくる。意味分からず終わってたところが、ああこうつながるんだとか。知的だよね。知的パズルみたい。表面だけ見てると、ハイソウデスカ。話がぶち、ぶちと切れるからね、流れるんじゃなくて。そこをちゃんと視聴者が合わせていかないと。頭使わないと全くつまんないドラマ

このドラマは『ザ・ソプラノス』の脚本家だったマシュー・ワイナーが7年もパイロット版の脚本をあちこちに売り歩いて、やっと出来上がったドラマだと、ウィキペディアで読んだ。執念だよね。HBOにもSHOWTIMEにも蹴られたけど、そのマイナーなAMCだから、ありがちに視聴者受けしそうな脚本がこなくて、じゃあ『MADMEN/マッドメン』でもとなったのかもしれない。AMCはこの後、『Breaking Bad』という、これまた野心的なドラマを作ってます。チャレンジ精神は、大手ネットワークにはないところだよね。HBOやSHOWTIMEでもなくてよかった。またFワードやヌード連発でも興ざめしてたかもしれない。制限も多少は合った方がいい。

知らない人のために、全体あらすじ。時は60年代初頭。ドンはNYマンハッタンの広告代理店に務めるアート・ディレクター。元モデルの奥さんベティと2人の子どもに恵まれ、キャリアも絶好調、一見しあわせそう。だけど、彼は決して心の内を見せたりはしない。口数が少なくて、ミステリアスなところが、女性からもてて仕方ない。ベティは忙しいと、家に帰らないこともしばしばの夫に、寂しくて精神不安定。この時期の人には珍しくカウンセリングも受けてるくらい。会社では、上司のロジャーとは馬は合うんだけど、このロジャーは秘書のリーダー的存在のジョーンと不倫中。若いピートはドンの座を虎視眈々と狙う野心家。このピートは、最初ドンの秘書として採用されたペギーと、誰が最初に手を出すか?みたいな男性社員たちのノリの延長で、婚約者のある身でペギーと寝てしまう。そして子どもができるんだもんね。さらにピートは偶然にも、ドンの過去を知ってしまう。口をつぐんではいるものの、ピートにとっては、弱みを握った気分ではある。ドンの過去とは、つまりドンはドンじゃない、朝鮮戦争で亡くなった同僚兵士の名をかたっているだけなのだ。

…とこんな感じなんだけど、これを埋めるストーリーが人間心理の複雑さを描いてるわけ。だからホント、子どもとかじゃ読みきれないよね、彼らの心理。

このころを描いた白黒映画とか見てると、古きよきアメリカ!みたいなイメージだったけど、『MADMEN/マッドメン』を見てると、たいしていい時代でもなかったのかもと思う。まず女性はいかにしいたげられた存在であったか、みたいなのが分かる。人種差別もバリバリだし。ウーマンリブとかいう言葉は、ちょっと私たちには無縁だけど、こうした時代があって、女性たちはアメリカの社会で力を得ていったんだなあと思う。ペギーは今、まさにそういった差別(同僚男性たちのイジメ+女性たちのヒガミと)と戦いながら、ドンという、公平な目でモノを見れる上司に恵まれて、コピーライターとして頑張ってるわけです。ペギー役のエリザベス・モスは、シーズン2でたいしたことはしなかったけど、エミー賞の主演女優賞にノミネートされたのは、こうした役を演じてるエリザベスに対する、ハリウッドの女性たちの応援の意味合いもあるんじゃないかと。

ドンのかっこよさも半端じゃないけれど(こんな人存在するのか!ってくらい)、会社の社長的存在のクーパーもおもしろいキャラだよね。日本の文化が好きで、部屋にも靴を脱いで入らないといけない。このころって、クロサワや小津とか、日本映画なんかがもてはやされた時期でしょ。そういう描写で、年代を描くのもいいな。タバコとか、そういう分かりやすいのより。ちなみに『MADMEN/マッドメン』の“Mad”は、当時マディソン・アベニューに広告代理店が集中してたから、らしい。その頭のMadで、広告マンみたいな意味。もちろん“狂った”の意味も含んでるんでしょうけど。

60年代を描くという、現代からしたら難題に挑んでいて、お金がかかってるのは当然。それだけじゃなく、美意識も高くて、画面の美しさはまるで映画を見てるよう、絵画と言ってもいいかもしれない。本当に志が高くて、贅沢なドラマだと思うし、こんなドラマを見れて幸せだと思う。
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テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

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