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『American Crime』シーズン2 ネットワークだってこれだけやれる ここ数年で最高です

『American Crime』シーズン2を5話目まで見ました。大傑作です。
AC1
髪の色を暗く染め、保守的な校長に変身したフェリシティ・ハフマンと、コーチ役のティモシー・ハットン

大傑作と言っても、(※)付きとしておきましょう。なぜなら、この作品と同じくらい私が震えたドラマには他に『The Wire』『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『MADMEN/マッドメン』 とかありましたからね、だけど、この『American Crime』シーズン2を大傑作としたいのは、ネットワークABCの放送だからなんです。

ABCといえば、『グレイズ・アナトミー』を筆頭にションダ・ライムズ製作シリーズ、『クリミナル・マインド』とか放送中。これらのドラマシリーズも画期的な試みあり、ファンを長く惹きつける、TVドラマとしてはトップクラスのパフォーマンスですが、あくまでもネットワーク放送の範囲内に収まる内容です。展開が分かりやすいし、倫理は守られます。そして登場したのがHBOの『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のような、暴力、性などTVのタブーに挑戦した、有料チャンネルもしくはケーブル局ならではの新しいドラマでした。ケーブル局AMCの『Breaking Bad』 が、今のところ頂点のドラマシリーズかもしれません。

もうネットワークのドラマは太刀打ちできない、なんて誰もが思ってしまいます、制限の多いネットワーク、つまり表現の自由が制限されるネットワークでは人間の性(さが)を描ききれないなと。

そんな悲観的に見ていた私が仰天したのが、『American Crime』でした。『American Crime』は、現在シーズン2。つまり去年はシーズン1を放送したのですが、私は見てません。低視聴率だったので、打ち切りだろうな〜と思っていたのです。ところが番組自体の評価は高かった。エミー賞の優秀リミテッドシリーズにノミネートされ、ABCも放送継続を決めました。

説明が前後するかもしれませんが、この『American Crime』は、『アメリカン・ホラー・ストーリー』 のように各シーズンでストーリーが終結するミニシリーズ形式を取っています。そして次のシーズンでは、『AHS』同様に主要キャストも再登板します。『American Crime』では、フェリシティ・ハフマン、ティモシー・ハットン、レジーナ・キング、リリー・テイラーらがシーズン1に引き続き再出演しています。『AHS』に比べればビジュアル的に地味ですが、そこはクリエーターの価値観の違いでしょうか、たぶん製作費の違いでしょうね、仕方ない。

前置きが長すぎてます、やっと本題『American Crime』シーズン2です。このシーズンでは、アメリカならずとも、おそらくほとんどの先進国の社会問題となっている、若者たちのデートレイプ、サイバーいじめ、経済格差を描いています。

舞台は、米中西部の州インディアナ。保守的で白人主体の田舎の州です。お金持ちの子供たちが通う私立高校レイランド・スクールは、バスケットボールの強豪校として急成長していました。コーチのダン(ティモシー・ハットン)の指導の元、部員たちも熱心に練習に励んでいます。女性校長のレスリー(フェリシティ・ハフマン)も優秀なバスケットボール部を、学校の財産として大切にしていました。

ある日の放課後、その練習を見守る、男子生徒テイラーはSNSで自身の酔っ払って意識を失った写真を見つけます。もちろんその写真を見たのは、テイラー当人だけではありません、SNSで学校中の誰もが目にしていました。そしてその写真の存在を知った学校側はテイラーと母親のアン(リリー・テイラー)を呼び出し、テイラーを規律違反として停学処分にします。

いきなり学校に呼び出され、息子が停学をくらったアンは、全く状況がつかめずショックを受けます。学校側は規律違反の証拠である、写真を見せてはくれないのです。プライバシーの問題として、あくまでも息子から見せてもらえと。しかしテイラーは黙りこんでいます。

アンはシングルマザー。レストランでマネージャーとして懸命に働いています。一人息子のテイラーにはこんな生活から抜け出しほしい、だから良い大学に進学させたい、明るい未来を与えたいと、経済的には不相応でありながら、息子を公立高校からレイランドに転校させていました。

真実が知りたいアンは、息子の恋人で、公立高校に通うイヴィに事情を尋ねます。必死なアンの様子にイヴィは口を開きます。事件は、レイランドのバスケットボール部の金持ちの子ケヴィンの家で開かれたパーティで起こりました。テイラーに誘われ、そのパーティに参加したイヴィですが、到着した早々、テイラーはイヴィと離れ、男子グループの方に行ってしまいました。やがてつまらなくなったイヴィがテイラーを探しに向かうと、テイラーは酒(ドラッグ)で意識を失い、あられもない様子だったというのです。

息子の哀れな姿の写真を目にしたアン。家に戻り、テイラーを問い詰めると…、というのが第一話でした。

スリリング! 
見事なストーリーテリングです。視聴者はテイラーの口から何か語られるのか、息を飲んで見守ります。ネットワークの表現の制限は、ここでは有利に働きました。チラっと映し出される写真がたいしたことない(!)から、視聴者には何が起こっているか分からないのです。だからテイラーの言葉が気になるんです。

脇役たちの演出も素晴らしい。エリートバスケットボール部員=勝ち組に漂う“いやらしさ”、校長のレスリーがアンたちに親身に接しているようで、結局は学校の体裁を守ろうと取り繕う様が憎らしい。また二話目以降は、公立高校も話に絡み、金持ち私立高校との格差を比較を用いて描きます。そして、アメリカでは決して避けて通れない、人種問題も。白人、黒人、ヒスパニック。学校における人種問題をネットワークでもここまで描くんだなあ、素晴らしい!

製作は映画『それでも夜は明ける』でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリー。黒人脚本家です。最近の黒人のクリエーターたちの目覚ましい活躍の一例に加えられるドラマといえるでしょう。

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テイラーとイヴィ。二人の服装から家庭の経済状況が分かりますね。最初の写真の校長とコーチの小金持ちっぷりとは大違い
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テーマ: 海外ドラマ(欧米)
ジャンル: テレビ・ラジオ

稀代のエンターテイナー、レディー・ガガ 『American Horror Story:Hotel』

『American Horro Story : Hotel』を見ました。ドラマ自体は、前シーズンの『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』の時も感じましたけど、グロすぎ! エロも増したし、テレビでやるレベルじゃないなと思いました。5シーズンを重ね、ネタ切れ感は否めません。過激にすりゃいいってもんじゃないよ。

ポスター

『AHS』に出演し、先日のゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞した、レディー・ガガについて書いてみます。受賞については、どうせ金で買えるGG賞だから、くらいの見方くらいしかされてない気もしますが、私は擁護派。女優レディー・ガガには期待しかありません。

最初に彼女の演技を見たのは『サタデー・ナイト・ライブ』でのホスト回。評判も良かったですよ。今から数十年後、すっかり落ちぶれて誰にも相手にしてもらえないレディー・ガガが、寂しさのあまりアパートの管理人を呼んでかまってもらうというコントが秀逸で、今も時々、動画サイト(vimeo)で見直すくらいです。コントのようなデフォルメされた演技をするのは得意なようです。

そんな期待を抱いての『AHS』。彼女の役は、ロサンゼルスの古ホテルに君臨する、女伯爵(The Countess)。カウンテスは、永遠の美を保つ吸血鬼であります。(ただしヴァンパイアという言葉は出てきません、昼間も活動できます)

そんなカウンテスの美の秘訣は、もちろん若い男と新鮮な血。愛人のドノヴァン(マット・ボマー)と何も知らぬ一般人をそそのかして虐殺、血を吸うのです。

カウンテスのホテルには秘密がもう一つ。白黒映画に出てくる古い英語を使う男(エヴァン・ピータース)やその男に仕えるメイド女(メア・ウィニンガム)ら、この世の者とは思えない人々がうろついています。よせばいいのに、連続殺人事件を捜査する刑事(ウェス・ベントリー)は家庭不和から逃れるためこのホテルに宿を取りました。

ある時、ホテルでファッションショーが行われました。そこで人気者だが、ワガママ放題のモデル(フィン・ウィットロック)をカウンテスが見初めたことで、奇妙ではあるが平穏だったたホテルの秩序が大きく変わり始めますー。

ストーリーを書けば、主役は明らかにカウンテス=レディー・ガガ。他のキャラクターはカウンテスの周りでダンスを踊っているようなものです。そのカウンテスに必要とされるのは、カリスマ性。誰もが彼女の前ではひれ伏してしまうような神々しさ、強さ、そして美しさが無ければ、このストーリーに説得力は無くなってしまいます。では、レディー・ガガにカリスマ性はあるのか?

ガガ
『AHS』ではレディー・ガガのタトゥーをボディメイクかCG処理で見事に消していました。マジな女優になるには障害になりそうです

どうですか? 私はこのカリスマ一発でGG賞の価値はあると思います。冒頭にも書いたとおり、エロ盛りだくさん、一糸まとわぬ姿でのセックスシーンが何度も登場します。血まみれの濡れ場をこれがドラマ初登場とは思えない、堂々たる演技、いや肝が座ってるんでしょうね〜、躊躇なしに演じます。他の女優もたくさん候補はいるんでしょうけど、人を引き付けるカリスマ性ばかりはパフォーマーとして長年培った彼女に勝てる人はそういない。そもそも今シリーズの『AHS』はレディー・ガガがキャスティングできなかったら、たぶん最悪の出来だけでなく、最悪の注目度のシーズンだったはずです。

基本的にレディー・ガガはどっしり構えていれば良い役でしたが、長セリフになると、サラ・ポールソンやデニス・オヘアのような実力派とは比べ物になりません。何気ないセリフに感情が浮き沈みする実力派と、言葉が平べったいレディー・ガガ。キツイです。賞獲るレベルじゃないです。

GG賞でレディー・ガガは「もともと女優志望だった」と述べていました。マドンナの演技と比べる声もありますが、ポテンシャルではレディー・ガガが上だと思うのは、私が擁護派ゆえだからでしょうか? 歌と演技の二足のわらじを成功させるのは難題だし、何より割りが合わないかもしれません。ジャスティン・ティンバーレイクもさっぱり出なくなったし、アダム・レヴィーンもダメ。一生懸命やっても、芝居よりも歌ってる方がずっと儲かるんでしょうね、結局。

レディー・ガガは『SNL』しかり、『AHS』しかり、歌しかり、完璧ではないにせよ、大衆を惹きつけるスーパー・エンターテイナー。二足のわらじに一番近いところにいるタレントだと思います。今後はどんな役にチャレンジしてくれるのでしょうか? 今、米のネットワークではライブのミュージカルショーが大人気なので、その方向もあるでしょうね。

テーマ: 海外ドラマ(欧米)
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ティア・レオーニが国務長官演じる政治ドラマ『Madam Secretary』 尖閣問題も取り上げた

日本ではまだやってないかもしれません、ティア・レオーニ主演の政治ドラマ『Madam Secretary』を見ています。現在シーズン2を放送中。

Madam Secretary Title
就任の宣誓をするエリザベス・マッコード国務長官(ティア・レオーニ)。左はエグゼクティブプロデューサーのモーガン・フリーマン。最高裁判所裁判官役でゲスト出演してました。中央左にはラッセル・ジャクソン大統領首席補佐官を演じる、ジェリコ・イヴァネク。なんか定番の配役だなー

ティアが演じるのは、エリザベス・マッコード米国務長官。ウィキ先生によれば、国務長官とは日本の外務大臣にあたりますが、権限はより大きく、大統領に次ぐ事実上ナンバー2の実権を持っているとのこと。ドラマ見てると、(ええー、そんなことまで決めるんかい!)と驚くこともしばしばです。

エリザベスは理解ある大学教授の夫と3人のティーンエイジャーを育てる母親でもあります。CIAのエリート分析官だったエリザベスは、前長官の突然死により、CIAの元上司だったダルトン大統領に懇願されて現職につきました。

過去の政治ドラマ『ザ・ホワイトハウス』しかり、この手のドラマは現実に起こっている政治問題を下敷きに描かれることが多い。その方がリアリスティックに思えるからでしょうね。最近もアメリカとキューバの国交回復、ロシアのウクライナ侵攻、ISの人質殺害等々がテーマに描かれていました。国際政治について知っていれば知るほど楽しいドラマなんでしょう。私はその意味ではまだまだまだです。そんな私が今回、紹介したいのは、シーズン1第4話「Just Another Normal Day」。なんと尖閣らしき島をめぐる日中の条約についてのエピソードでした。

印象には残っているのですが、去年の放送で細かい内容まで忘れてしまいましたので、ネットでレビューやら脚本を読んでみました。以下があらすじです。

国務長官のエリザベスとそのチームは、多忙な日々を送っていました。東シナ海で日本と中国がヘンカシュ諸島(尖閣のこと?)の所有権をめぐり争いを続けています。島そのものは岩だけで価値はないのですが、その下に眠る天然ガス田が大切なのです。このまま日中が争いをエスカレートしてゆけば、第三次世界大戦を引き起こしかねないと、アメリカが日中の間を取り持つことにしましたのです。日中に平和条約を結ばせ、ヘンカシュ諸島の所有権を訴えることはせず、天然ガスに関しては両国で分け合うという、友好的な解決まであと一歩でした。

ところがある事件が発生。アメリカを研修で訪れていた優秀な中国人女子高生が、アメリカに政治亡命を求めたのです。それを聞いて怒る中国大使。女子高生を中国に戻さなければ、署名はしないと強硬に主張します。

これを聞いた日本大使も「日本に帰る」と激怒、島は自分たちの領土なのだと従来の主張に戻ります。中国側と交渉するために、日本大使に48時間の猶予を請うエリザベス。日本大使の機嫌を損ねないように、(待ってる間の時間潰しに)野球や劇場のチケットを用意しようとする始末です。しかし日本大使の欲しいのは、人気ミュージカルのチケットではありません。
日本大使「私たちの同盟でいてほしいのです。あなた(国務長官)と大統領に、日本の要求に関して私たちの味方でいてほしいのです
公式に日本側の主張を認めてしまえば、アメリカは中国に戦争を宣言することになります。エリザベスは、最悪それも止む無しとしながらも、同盟国であるからこそ、48時間の猶予を認めてほしいと日本大使を説得します。

第三次世界大戦を避けなければならない、しかし、女子高生を中国に帰して危害が加えられるようなことがあってはならない。人権派のエリザベスには苦渋の選択。そしてここからが母親エリザベスの出番でした。女子高生と心からの会話を重ねるうち、彼女が何を必要としているのか分かり始め、ついに解決の方向に向かってゆくのです…。

そして↓
Madam Secretary small

結局、アメリカ万歳だなーと苦笑してしまったわけですが、まあ、それはアメリカのドラマなので仕方ない。現実もこんなに簡単だったらいいんだけど、とまた苦笑。

それでも、私はこのエピソードを作ってくれたことに感謝したいです。なぜなら、アメリカ人は日中間に問題があることは知っているとしても(知らないかあ)、尖閣問題なんて知りません。このドラマは、シーズン1の第4話からこの問題を取り上げてくれただけでなく、日本大使にヘンカシュ諸島は「自分たちの領土」と言わせただけでなく、日中が戦争になれば、アメリアも中国と戦うことになると、同盟国としての姿勢を明言させたことです。

ネットの情報ですが、中国ではこのエピソードはお蔵入りになったそうです。尖閣についてだけでなく、天安門事件に触れた部分が問題だったのかもしれません。実は中国だけじゃなく、放送する米CBSのサイトでもこのエピソードについて、日中の部分はかなり省略されていました。それだけ繊細な問題なんですね。再び、放送してくれたことに感謝。

最後に。好演のティア・レオーニは、前国務長官のヒラリー・クリントンがお手本とも言われています。エグゼクティブプロデューサーのモーガン・フリーマン始め、民主党寄りの人たちが製作してますから、このような意見が出るのももっともです。ただヒラリーだったら、このエピソードのような状況で、ここまで女子高生に親身になるかなー、もっと中国に寄るんじゃないかと思ってしまいましたけどね笑。

『Code Black』 どこかで見たような救命医療ドラマ だけど視聴後感は悪くない

Code Black
↑番組を説明するのにこれ以上ない宣伝写真↑

今秋から始まりました、CBSの医療ドラマ『Code Black』を見ています。“コード・ブラック”とは何?と思う、大抵の人のために、毎回冒頭説明があります。
「コード・ブラック:非常に多くの患者に対し、医療スタッフ・設備などが足りない状態。全米の緊急病棟の平均では、その状態は年に5回程度であるのに対し、(ドラマの舞台である)ロサンゼルスのエンジェル・メモリアル病院では、毎年約300回コード・ブラックにおちいる」
つまりERが忙しすぎて、手が回らないってことらしいです。ただし、ググってみると、あまり普及してる言葉じゃないみたい、もちろんエンジェル・メモリアルも架空の病院です。あたかも事実みたいな前書きには違和感ありますね。ていうか、これこそブラック病院じゃね?みたいな。

さて、『Code Black』は、皆さん、お察しと思いますが、忙しすぎるER病棟を舞台にした医師と新人研修医たちのドラマです。もうERってだけで『ER 緊急救命室』を思い出さずにいられませんね。私ももう4話くらい見ましたが、舞台がロサンゼルスのエンジェル・メモリアルじゃなくて、シカゴのカウンティ・ホスピタルに変わってても気が付きませんよ、きっと。テレビドラマの中で、リアルなER、シリアスなERを追求したら、『ER 緊急救命室』になってしまうのでしょう。それだけインパクトが強かったんだな。

いつまでも死んだ子(『ER 緊急救命室』)の歳を数えていてもしょうがありませんので、『Code Black』について書いてみましょう。主役はマーシャ・ゲイ・ハーデン演じるERのリアン・ロリシュ医師。交通事故で家族を亡くすという悲劇のトラウマを抱えたまま、現場に復帰しています。ロリシュ医師がERをを仕切る“パパ”ならば、皆を見守る“ママ”は、上級看護師のジェシー(ルイス・ガスマン)。新入り研修医を迎えたパイロット版冒頭で、ビシビシ若手をしごくのがこの人です。

そして研修医たちは、インターンからこの病院に勤務しているエリートのマラヤ・ピネダ医師、気のいい(ぽっちゃり体型←デフォルト)のアンガス・レイトン医師、腕にタトゥーあり元ヤンチャのマリオ・サヴェティ医師、我が子を亡くし、一念発起で医学を始めたアラフォーのクリスタ・ローレンソン医師の4人。

このドラマ『Code Black』には元ネタがあります、2013年の同タイトルのドキュメンタリー映画です。一部で賞賛されたこのドキュメンタリーの轍を踏み、ドラマのパイロット版はドキュメンタリー映画のような緊迫感で制作されています。2話目以降はすっかり普通のドラマの感じに戻りますが、結果的に落ち着いて見れるようになったと思います。連続ドラマですからね、これは仕方ない判断でしょう。

ただし、ドラマ自体はよくレビューされているようになぜ、今、このドラマを?と思わずにいられません。犯罪解決ドラマの多いCBSで、医療ドラマも作りたかったんだろうなというくらい。最初のジェシーが研修医に激を入れるシーンは、まるで『グレイズ・アナトミー』のナチ(現ミランダ)、そのまんまでしたね。

おっと、これは『グレイズ・アナトミー』ではありません、あくまでも『ER 緊急救命室』路線です。むしろロマンスのムードは相当薄いので、ヘタしたら『ER 緊急救命室』以上に硬派かもしれません。

けれど、たとえCBSには医療ドラマがないからという安易な理由でも、『Code Black』は十分見るに値すると思います。若き研修医たちが患者の生死を前に自分の人生をも疑い、苦しむ姿、エリートのロリシュ医師でさえも、いやエリートと思われているからこそ、口にも出来ず悩む姿を、しっかりと(おちゃらけ無しに)描きます。こうした医師たちは私たちの理想なのかもしれませんが、(皆、頑張ってるんだ)と凡人の私などは画面を通し励まされるのです。

最後にマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技にも触れておきましょう。説得力ありすぎです。脇のイメージの強い女優ですが、このドラマでは立派に“パパ”として、柱の演技を見せています。厳しいながらも、感情に左右されず、若手を引っ張る、まさに理想の上司です。残念ですが、マーシャ自身、数字は持っていないようで、視聴率は厳しいようです。ハリウッドでは男女の賃金格差が話題となっていますが、誰もがジェニファー・ローレンスじゃありません。女優一人で番組を引っ張るのは難しい。『Code Black』にも、もうワンプッシュ、カリスマチックな男優が必要だと思います。
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